「2025年度 川木建設大黒会 総会・安全大会」を開催いたしました
2025年7月17日(木)川越プリンスホテルにて「2025年度 川木建設大黒会 総会・安全大会」を開催いたしました。川木建設大黒会は、当社と協力会社各社が一丸となって安全衛生活動を推進する組織で、毎年7月に総会と安全大会を実施しております。
開催に寄せて、川木建設 代表取締役社長の鈴木健二よりご挨拶させていただきました。
(安全大会にて)
「埼玉県内では今年に入り、4日以上の休業を要する建設業労働災害がすでに66件発生しており、そのうち2件は死亡災害となっています。また、全国では熱中症により負傷された方が、4年前に比べておよそ倍増している状況です。
一つの大きな事故が日常を一変させてしまうことを想像いたしますと、安全で健康な職場づくりこそが、企業経営と事業活動の根幹になることをあらためて強く実感しているところです。それを皆様と共有し、心に刻む安全大会になりますよう願っております」
(総会にて)
「今、世の中では、変化や変革といったキーワードが飛び交っております。いつの時代も『すべての企業は変化適応業』といわれますが、これだけ変化のスピードが速い時代にあっては、変化に対応するというよりは、それを楽しむ姿勢が必要ではないかと思っています。
弊社は今年度のスローガンとして『変化を楽しむ』を掲げております。人は得てして変化を嫌う存在だといわれておりますが、少しの挑戦でも変化することによって自分の成長を実感できれば、それは仕事を楽しむことにもつながり、その風土はお客様にも伝播すると信じています。今年度も弊社の理念である『建設サービスをもって、地域の皆様に喜んでもらうことを通じて、社員一人ひとりが成長していく』という目的に向かい、全社一丸となり努力してまいります」
安全大会においては、安全活動に努めた作業所・個人への「安全表彰」の発表や、安全宣言の読み上げなどが行われました。また、本年度は川越労働基準監督署様をお招きして『労働災害に係る留意事項等』と題した安全講話も行われました。建設業における労働災害の発生状況や災害事例をはじめ、本年6月より法改正が行われた『職場における熱中症対策の強化』についても取り上げられ、参加者一人ひとりが安全意識を高める契機となりました。
安全大会の結びに、川木建設 工事部 部長の廣瀬貴一よりお話しさせていただきました。
「昨今の災害事例から、日常的な作業でも命を落とす危険性があると再認識し、あらためて現場におけるリスクの高さを実感しています。設備面での安全対策はもちろん、作業を行う人の意識を高く保つ工夫や習慣づけが重要だと感じます。そして、事故防止のためには、各社での定期的な情報発信や意識づけが欠かせません。この一年が無事故無災害で終えられるよう努めてまいりましょう。ご安全に!」
総会終了後には懇親会も行われ、業種の垣根を越えた交流や情報交換が活発に行われました。終始和やかな雰囲気ながらも「安全第一」への思いを新たにする盛会となりましたことをご報告いたします。
川木建設大黒会は、これからも引き続き安全文化を根づかせ、お客様に安心と喜びをお届けできる建設サービスの提供に努めてまいります。