「ワーク・ライフ・バランス」への取り組み~トークセッション参加~
平成28年5月25日(水)、大宮ソニックシティにて『女性活躍ビジネスチャンスセミナー』が開催されました。これは埼玉県が主催するプログラムで、埼玉県内で「ワーク・ライフ・バランス」や女性活用に積極的に取り組む企業を対象とするものです。
川木建設グループでは、昨年より「ワーク・ライフ・バランス」への取り組みをスタートいたしました。今回その活動が注目され、同セミナー内で行われたトークセッションにて、弊社の「ワーク・ライフ・バランス」プロジェクトメンバー2名が、事例発表の機会をいただきました。
今回のトークセッションは、埼玉県内企業3社によるパネルディスカッション形式で行われました。「現場レベルでの生の声を」という趣旨の元、この1年間の取り組みについて、成果や改善点などを実体験としてお伝えする機会となりました。「ワーク・ライフ・バランス」導入の経緯や、コンサルティングを活用して良かった点などを中心にお話させていただきました。
(トークセッションの様子)
【プロジェクトメンバーからの発表内容(※トークセッションの抜粋です)】
Q1)「ワーク・ライフ・バランス」導入の経緯は?
・「ワーク・ライフ・バランス」の考え方は、弊社の目指す方向性と一致しており、全社的な導入が決まりました。プロジェクトがスタートし、活動の位置づけが明確になり、社会的にも意義を持った活動だと感じられるようになりました。
Q2)コンサルティングを導入して良かった点は?
・今回のプロジェクトでは、コンサルタントの方と二人三脚で進めてまいりました。何から手を付けてよいか分からないなか、『まずはこれをやってみましょう!』と具体的なアドバイスをいただけたことが、その後の活動の原動力となりました。
Q3)今後の展開は?
・弊社は6月から新年度を迎えます。新たに取り組みをスタートする「トライアル・チーム」に名乗りを上げてくれたチームもありますので、今後も全社員に展開していきたいです。継続的に活動するために、社員同士の相互理解をさらに深めたいと思っています。
トークセッションには、多くの参加者様が真剣なまなざしで耳を傾けてくださり、各社でもこの取り組みに対する関心が非常に高いことが伺われました。皆様のヒントになる「現場の声」をお届けできましたら幸いです。
セミナーでは、トークセッションの他、2つの基調講演も行われました。サイボウズ株式会社 代表取締役社長 青野慶久氏からは、多様な働き方を実現している同社の取り組みについてお話いただきました。また、NPO法人ファザーリング・ジャパン 代表 安藤哲也氏は、今注目の「イクボス」について、企業内にとどまらず社会的な視点からもその重要性を語ってくださいました。
さまざまなプログラムを通して、他社の事例や先進的な取り組みに触れ、今後の働き方・社会のあり方について見つめ直す貴重な時間となりました。
さて、弊社の「ワーク・ライフ・バランス」プロジェクトは、『理念をカタチに。みんなが働き続けたい会社へ。一人ひとりが成長して豊かな人生を送ろう』というテーマを掲げ、活動を継続してまいりました。これからも、「社員がイキイキと働く会社」を目指し、一人ひとりが成長することで、お客様に喜んでいただける企業となりますよう努力してまいります。今後とも、川木建設をよろしくお願い申し上げます。