NEWS RELEASE

ニュースリリース

『第15回かわごえ都市景観表彰』を受賞しました

2019年2月9日(土)、「川越都市景観シンポジウム」内にて行われた『第15回かわごえ都市景観表彰』において、川木建設施工の『旭舎文庫(あさひのやぶんこ)』が「都市景観デザイン賞』を受賞いたしました。同賞は、『空間を構成する素材全てにバランスがとれ、新しい試みや工夫が盛り込まれ、景観づくりの模範となるもの』に贈られます。一般投票および専門家による選考結果を考慮し、受賞作品が決定するもので、川木建設施工の建物ではこれまでにも3件の建物が受賞しております(共同企業体としての受賞を含む)。

 

(授与式の様子 ウェスタ川越にて)

 

このたび受賞となった『旭舎文庫』は、かつて駄菓子店を営んでいた旧梅原商店の建物を改修した、読書館と観光案内所を併設した建物。川越や川越まつりに関する資料などが展示され、落ち着いた空間の中で川越についての見聞を深めることができる、新たな観光スポットとして注目されています。

 

川木建設は明治二年の創業以来、川越の街と共に歩み、今年で創業150周年を迎えます。歴史の息づく川越ならではの伝統的な蔵造り建造物の改修工事ほか、川越のシンボル『時の鐘』耐震化工事など、地域の歴史と伝統を守る事業にも多数携わらせていただきました。これからも、地域に根差し、建物をづくりを通じて地域の活性化に貢献していきたいと思います。

 

【『旭舎文庫』都市景観デザイン賞受賞】

『「かどみせ」「さかうえ」の愛称で地域の子ども達に愛された駄菓子屋が、「地域に開かれた読書館」としての機能を備えて生まれ変わりました。当初、菓子商として建てられたこの塗屋は、明治14年以前から氷川神社へと向かう通りの角に位置し、時代の移り変わりを見守ってきました。下屋下の歩行空間を確保するため、建具を内側にセットバックさせる工夫を施しながらも、それを感じさせない統一感のある色使いと丁寧なつくりが、昔を知る人にも変わらぬ愛着をもたらしています。真面目に復元修理に取り組んだ、関係者の思いが感じられる作品です』(受賞作品講評より)