REPORT

カワモクの風

2008年5月 生きる力を育む

我が社の新商品「子どもがすくすく育つ家」は、家族の愛情を通して、子供の生きる力を育てることを目的としています。まさに、住宅という「器」を通じて、子供たちに「生きる力」を伸ばしてほしいという願いが込められています。
先日、ある経済団体の出張にて、バンコク郊外の視察がありました。郊外の住まいは、トタン張りで、今にも壊れそうな簡易的なもの。貧富の差を目の当たりにしました。
ある街の一角。裸足で遊んでいる子供たちの姿が今でも鮮明に浮かんできます。限られたお菓子を皆で分け合っている思いやりの光景。貧しい中にも、澄んだ瞳には、夢や希望が満ちあふれていました。
生きる力とは、心身の健康と道徳観、そして何よりも変化の激しい社会環境の中、夢や目標に向かい、自ら考え自ら行動し、やりきる力、即ち自発性や主体性であると考えます。それらを持つことで、揺るぎない自分に近づき、感謝の気持ちを持った、真の幸せを感じられる人になると信じています。
「主体性を発揮する」
それは、私たち大人にとっても最も大切なテーマだと思います。
私たちは、感情を価値観に従わせることができる。自分の人生は、まわりの環境や人のせいではなく、自分自身が選択できるわけですから。
これからも私たちは、自分のミッションとビジョンを思い描き「昨日より今日、今日より明日」と目標に向かって行動する自立集団をめざします。