REPORT

カワモクの風

朝礼の風景(2013.6.17)

川木建設では、毎週月曜日の朝、全社員が集まり全体朝礼を行っています。
今回は、6月17日(月)に行われた全体朝礼の中から、「お誕生日カード」「お客様とのエピソード」と「金岡部長の言葉」についてリポートいたします。

●お誕生日カード
今週は、3名の社員が誕生日を迎えます。その3名には、会社よりお誕生日カードが贈られました。
朝礼の場で、全社員から拍手で祝福された後、3名はそれぞれ、誕生日を迎える感想を述べました。その中のひとつを抜粋し、掲載いたします。

お誕生日カード、ありがとうございます。
去年一年を振り返ってみますと、自分の中で色々な目標を設定してみても、結果が出ないうちに諦めてしまったことなどが、多くあるなと思いました。
今年は、それを踏まえて、結果にこだわる一年にしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

●お客様とのエピソード
取締役部長の金岡より、お客様とのエピソードの発表がありました
その内容を抜粋し、掲載いたします。

先週末に、PMチームのお客様の地鎮祭に出席させていただきました。
地鎮祭ですから、現場の敷地内にテントを張り、祭壇をつくり、お供え物の用意や、青竹の用意をいたしました。
この用意は、私たちにとって、当たり前のことと言いますか、ごく普通のことです。
ところが、いらしたご施主様の奥様が、『こんなに立派にやっていただけるんですね』と、とても感謝してくださいました。
他社様の事は分かりませんが、私たち川木建設では『当たり前のこと』として行ってきたことが、実は、施主様にとって『とても大切なこと』だということを再認識するとともに、地鎮祭というのは、施主様にとっても、私たちにとっても、ある意味『スタートの日』なんだという事を、改めて思いました。
また、地鎮祭終了後の話になりますが、お施主様に対し、当社のスタッフ紹介をさせていただきました。
その際に、PMチームの堀江リーダーが、感無量極まって、言葉が出なくなりました。
それくらい、堀江リーダーは、お施主様のことを思って仕事をしてきましたし、お客様の立場に立った提案を続けてきたんです。
それはきっと、お客様にも伝わったと思いますし、お客様の方も、より一層堀江リーダーに信頼を寄せたと思います。
いずれにしろ、きちんとした仕事を、きちんと続けていくことが、お客様からの感謝や信頼につながっていくと思いますので、ここにいるメンバー全員が、自分の仕事に自信を持って、日々の業務を続けてほしいと思います。

●金岡部長の言葉
川木建設の朝礼では、「職場の教養」という小冊子に掲載されているエピソードを元に、社員や、部門長が感想を述べます。
今日のエピソード「伝えることの難しさ」について、上記お客様とのエピソードに続けて、取締役部長の金岡が感想を述べましたので、その内容を抜粋し、ご紹介いたします。

『私は言いました』という言葉があります。
この言葉が出てくると『言った』『言わない』という言い合いの世界にしかならない言葉です。
これは、特に営業担当者は気を付けなければならない言葉で、このレベルといいますか、このステージにいる人は、自分の『伝える』という力量の無さを横に置いて、『私は言った』という主張一点張りになっていきます。
この主張を続けているうちは、『私は言った』の後ろに『理解しなかったのは、あなただ』という、逃げと言いますか、相手に責任を転化してしまっています。
こういう時に、上のステージにいる人は、『伝わりきらなかったのは、自分の力量不足だな』と真摯に反省して、『伝える努力』を行いますし、その努力は、やがて『聞く力』を育てていきます。そして、伝えるという事は、実は『聞く』という事なんだと気づくのです。
そしてその気づきは、また『伝える力量』『伝え方』ということに帰っていきます。
こうした気づきや努力には終わりはなく、グルグルと登り続ける『らせん階段』のように、繰り返し繰り返し、高いレベルを目指して続いていきます。
ここにいる皆さんが、そのらせん階段を登れるように、今日からまた、全社員で努力して行きたいと思います。

今週も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
これからも、私たち川木建設を、どうぞよろしくお願いいたします。