2008年6月 ビジョナリーカンパニーをめざして
6月1日、我が社の新年度がスタートしました。しかも今年は、中期計画の初年度であり、成長に向けて大切な年です。更に、創業140周年に向けての「原点回帰」の年でもあります。その「思い」を共有するため、全社員78名が一同に会し、経営方針発表会を執り行いました。会場は眠気を超えて熱気の渦に包まれていました。
最初に、私から全社方針の発表です。
我が社は、斬新な老舗であり続けるビジョナリーカンパニーを目指しています。
「ビジョナリーカンパニー」
それは未来志向の企業を指し、理念に基づき、変革を遂げ、長年にわたり成長し続ける企業を意味します。
「変えてはいけないもの」と「変えなくてはいけないもの」
不変の揺るぎない理念があるからこそ、変化に富んだ戦略や計画が生まれる。しかも、社員一人ひとり自らが想像力を発揮し、アイデアを生みだし、企業そのものが自ら変革をしていく。
「どうしたらお客様に喜んでもらえるか」
その理念に全社員が集中し、その時代のトレンドやお客様のニーズをいち早くキャッチし、人の役に立ち喜んでもらえる事業や商品、サービスを生み出していけるか。
続いて、部門リーダーとメンバーによる発表です。
建設事業、PM(プロパティマネジメント)事業、住宅事業、資材販売事業の戦略、部門計画の発表がありました。それぞれの熱い思いがひしひしと伝わってきました。ひと回り大きくなったその姿に、私の目頭も熱くなりました。それは、ビジョナリーカンパニーを通じて、社員と共に成長を実感した瞬間でもありました。感動しました。
これから私たちは、その「思い」を「実行」していきます。
人として成長し続けるために。