REPORT

カワモクの風

朝礼の風景(2013.11.11)

川木建設では、毎週月曜日の朝、全社員が集まり全体朝礼を行っています。
今回は、11月11日(月)に行われた全体朝礼の中から「一年目社員・内定者合同研修」「社員スピーチ」と「小野田部長の言葉」についてリポートいたします。

●一年目社員・内定者合同研修
総務部より「一年目社員・内定者合同研修」について連絡がありましたので、その内容を抜粋し、掲載いたします。

今週の木曜日、11月14日に、今年の4月に入社した一年目社員と、来年4月に入社予定の内定者にお集まりいただき「一年目社員・内定者合同研修」を行います。
内定者の方々は、来年4月から私たちの仲間になる方々ですので、この研修を通じて、当社に少しでも馴染んでいただき、入社後のイメージを作っていただければと思います。
また、一年目社員の方は、入社後の振り返りを行うとともに、内定者の皆さんの良き相談相手になっていただければと思います。

●社員スピーチ
川木建設の朝礼では、「職場の教養」という小冊子に掲載されているエピソードを元に、社員や、部門長が感想を述べます。
今日の朝礼では、総務部の藤井さんが『今日のエピソード「頼めない理由」』から「プライドを捨てる」をテーマにスピーチを行いましたので、その内容を抜粋し、ご掲載いたします。

今日のエピソードを読ませていただいて、プライドについて考えさせられました。
私は、プライドを持つこと自体は、その人の意思や行動の支えになるので、決して悪い事ではない思いました。
たとえば、仕事で実績を出すとか、難しい試験を突破して資格を保有することが、その人の誇りとなって、仕事や生活の上での活力や、時に厳しい状況になった時の『踏ん張る力』の原点になるからです。
ですから、無下にのこのプライドを捨てることは、好ましくないことだと思います。
問題は、そのプライドが『独善的』へと繋がってしまうことです。
そうなった時点で、わが社の教育姿勢である『社員一人ひとりの可能性を信じ、積極的に関わり、強みを引き出すことに努めます』という事が、出来なくなるという風に感じました。
その結果として、特定の人に役割が集中してしまうとか、志を同じくする社員の成長の機会損失に繋がっていくと思います。
私は、独善的に陥っていないかどうか、常に周囲と比較して、柔軟に軌道修正をしていく姿勢を持ちたいと感じました。

●小野田部長の言葉
藤井に続き、総務部長の小野田が「共同作業で仕事をすること」について、感想を述べましたので、その内容を抜粋し、ご紹介いたします。

共同作業で仕事をすることについて、野球というスポーツの面から、少しお話をしたいと思います。
先日、日本シリーズで優勝した東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大選手ですが、今年は24勝0敗という驚異的な成績を残しました。
田中選手の素晴らしいところは、先発完投型で、8完投をして、2回はシャットアウトゲームをしたことにも表れていると思います。
先発完投型という視点で考えますと、他にも米田哲也、鈴木啓志、そして大リーグで2回ノーヒットノーランを達成した野茂英雄といった選手が思い浮かびます。
一方で、今年、ボストン・レッド・ソックスを優勝に導いた上原浩治選手は、抑えの切り札で大活躍をしました。
最近は、野球にもアメリカ流の合理主義が入ってきて、分業化が進み、先発、中継ぎ、抑えという風に、それぞれの得意分野での役割が決まってきました。
先発完投も素晴らしいのですが、各人が得意分野で活躍する場所を与えられるというのも、これもまた素晴らしい事だと思います。
特に、上原選手などは、大絶賛されて、アメリカのスポーツ誌一面に出たくらいですから、38歳という年齢を考えると、凄い活躍だと思います。
私たちの仕事の世界もこれと同じで、それぞれの社員が、俺が俺がというのではなくて、自分の得意分野でしっかり頑張っていくことが必要だと思います。
組織が大きくなれば、ひとつの仕事を一人で完結することは不可能になりますから、当社のように成長を続ける企業にとっては、その考え方は特に重要になります。
ただ、分業を進めていく中で弊害になるのは、責任という物が分散されてしまうということです。
それはあってはならないことであり、それを防いでいくといいますか、逆に一人ひとりがこれまで以上の責任感をもって、お客様の為に仕事を行うという事を、折につけ再確認をしながら、日々の業務を進めていく必要があります。
当社には、工事部門、営業部門、間接部門といった大きなくくりから、土地活用、木造住宅、不動産という目的別のくくりまで、色々なくくりがありますが、大切なのは、それぞれの責任感と、さらに部門間の協力体制ですので、そういったことを大切にしながら、全員でひとつの目標に向かって進んでいきたいと思います。

今週も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
これからも、私たち川木建設を、どうぞよろしくお願いいたします。