REPORT

カワモクの風

2009年3月 大黒会開催

先日、弊社の施工協力会社で構成する「大黒会」の新春会が開催され、その中で、初めて1時間の社長講演をさせて頂きました。講演から逃げたい気持ちで、数日前から落ち着かず、極度の緊張感を味わいました。
お陰様で、今の経営に対する「思い」を真っ直ぐに伝えさせて頂いたと同時に、講演を通じて、私自身の成長の機会を与えて頂きました。多くの皆様の貴重な時間を頂き、感謝申し上げます。
演題は「建設業の現状と我が社のビジョン」
供給過剰の建設業の現況説明からスタートし、会社の歴史、苦境を呈した社長就任時のエピソード、さらには建設業から建設サービス業への経営ビジョン。そして、何より最も共有したい「思い」、それは経営理念、私たちの仕事をする最終目的です。
「どうしたらお客様に喜んでもらえるかを深く考え、最高の建設サービスを追求して、お客様に喜んでもらえることを喜びとする」
大変険しい道ですが、そのことを通じて仕事に携わる一人一人が、人として企業人として成長し、自分自身の存在価値を感じ、真の誇りと喜びを得るということです。
すべては「思い」の強さで決まると信じています。
 
「思い」の種を蒔いて、「行動」を刈り取り、「行動」の種をまいて「習慣」を刈り取る。
「習慣」の種を蒔いて、「人格」刈り取り、「人格」の種を蒔いて「人生」を刈り取る。
~サミュエル・スマイルズ~
講演後、ある施工パートナー様から、
「励みになった、ありがとう」の一言。
私自身が励まされたと同時に、同じ「目的」をもつパートナーとして支え合っている実感を得た瞬間でもありました。
これからも大黒会は、元請、下請という旧態依然とした建設業界の関係から脱皮し、それぞれ「役割」は違いますが、同じ「目的」をもつ真のパートナーとしてWin‐Winの人間集団をめざしていきます。