REPORT

カワモクの風

2010年3月 『7つの習慣』セミナー開催

この1ヶ月間、3グループ、3日間に分かれて実施した「7つの習慣」全社研修の全プログラムを終了しました。あの世界的ベストセラー、フランクリンコヴィー著の「7つの習慣」を学ぶ研修です。過去2回実施しており、長期的かつ継続的に望む成果を生み出すには「人間性を磨き人間力を高めること」が最も大切であり、それは手段であるスキル・テクニックの向上へも大きく影響するという概念から成るものです。
すなわち、人として誰でも始まる「依存」状態から「自立」そして「相互依存(協力関係)」の成長アプローチを体系的にまとめたもので、弊社の「誠実で主体性を持った自立人間」という「人材像」と「人の可能性を引き出す1+1=3」の「組織像」の成長プロセスを見事に解説し、実行に導いてくれる貴重な研修です。
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第1~第3の習慣では、「自立」を目指します。他人や環境のせいにする反応的な依存体質から誰でも主体的な行動に移せることに気づかせてくれる第1の習慣。自分自身の使命や貢献を明確にしてミッション・ステートメントの作成にまで至る第2の習慣。そして、「時間」という限られた公平な資源を最大限有効に使うために重要事項を優先させる考え方を学ぶ第3の習慣です。
さらに第4~第6の習慣では、「真の協力関係」を目指します。「Win-Win」の考え方に基づき、相手が増えれば自分が減るという貧困なマインドでなく与え続ければやがて返ってくるという豊かなマインドをつくる第4の習慣。相手を理解してからはじめて自分が理解されるという本質に立ち感情移入のコミュニケーションを学ぶ第5の習慣。そしていよいよ第6の習慣では、お互いの違う意見のどちらかを選択するのではなく、その「違い」を大切にして、第3案を生み出す相乗効果のアプローチを学び体感しました。
第7の習慣は、それらの第1~第6の習慣を維持していくために日々、自己研鑽をしていく重要性を説いています。
普段とは違う究極の右脳研修で頭に大汗をかきながらの学びでしたが、全社員真剣そのもので、グループごとの討議など非常に熱いエネルギーを感じました。
お世話になった講師の方からも「みんな主体性があり、いい社員の方々に恵まれていますね」と最高の一言、感謝の気持ちと共に目頭が熱くなりました。
「社員一人一人の成長と会社の発展を一致させる」という経営理念、そして「お客様の喜びと社員の幸せを通じて地域社会に貢献する」という私のミッション・ステートメントに近づくよう、これからも人間成長できる職場環境づくりを進めて参ります。